改めまして、あけましておめでとうございます。
今年はお休みも短く、あまりお正月気分に浸れなかった方も多いのではないでしょうか?
当店は元日から昨日までお休みを頂き、久しぶりにダラけきった生活を送っておりました。
さて、そんな年末年始にいつも話題に上がる風物詩と言って良いものの一つに「紅白歌合戦」があると思います。
そんな紅白歌合戦を見ていて思った事を書き、年初の所信表明とさせてもらおうかなと思います。
今年もたくさん話題を振りまいた紅白歌合戦。
その中で私が1番気になったというか、すごいなと思った歌手の方がいます。
その方は新潟出身でもある「小林幸子」さん。
断りますが、別におらが町出身だからとかそういう理由ではありません。
今回、小林幸子さんは「特別枠」という紅組や白組に属さない立ち位置での出場ではありましたが、数年ぶりに紅白の舞台に帰ってきました。
そこで、若者文化全開のパフォーマンスを披露されたのは記憶に新しいところ。
一緒に見ていた両親もそうでしたが、かつての小林さんを知る方々には摩訶不思議、なんじゃこれ?みたいな感じだったのではないでしょうか?
しかし、小林さんがそこに至るまでの「経緯」。してきた「事」を掘り下げると、尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。
かつての小林さんは美川憲一さんと繰り広げる巨大な衣装装置を用いたド派手な演出で年の瀬のお茶の間を賑わしてきました。
しかし、事務所問題?(この辺は詳しくないので省略)などのゴタゴタで一時芸能界から干されてしまう時期を迎えます。
同時に紅白歌合戦の舞台からも姿を消す事になってしまいました。
話は少し逸れますが、当時一部のネット上でその紅白歌合戦に出場する小林さんの出で立ちを「ラスボス」と呼ぶ人たちが増えてきていました。
(ラスボスとは:RPGゲームなどの“ラストに出てくるボス“の略称。小林さんのその姿はどのゲームとは言いませんが、まさにそれ。言い得て妙でした。)
そんな小林さん。若者文化に背を向けるどころか、その“ラスボス“キャラをもってネットの世界に飛び込みます。
積極的にネット動画に投稿を始めたのです。
何年も連続で紅白歌合戦に出場経験のある、“大御所 小林幸子“がです。
当時私は、「ああ仕事ないんだな〜」なんて思った記憶があります。
(生意気な事言ってすみません。本当申し訳ございません。。)
その後、地元新潟で田植えをしているとか、Next21に巨大さっちゃん人形が登場したとか、そういったローカル的なニュースは耳にしていました。
それから時は流れて2015年。ネット上でのラスボスキャラはすっかり定着。地元新潟の観光誘致PVでは今をときめくアイドル、ネギっこと共演。
そして、満を持して年末の紅白歌合戦での復活を果たしました。
もちろん“ラスボス“の説明もされ、歌う曲は初音ミクの「千本桜」。
かつての小林さんしか知らない方は、唖然とするしかありませんでしが、小林さん自身にとっては“歌うべくして歌う歌“だったのではないでしょうか?
前置きが長くなっております。
何が言いたいかというと、ここでダーウィンの言葉を借ります。
生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである。
小林さんがもし紅白から離れた時、ネット上に活路を見出さず、今までの路線で、やり方で、歌手活動を行っていたらどうなっていたでしょうか?
昨年末の紅白復活はなかったのではないでしょうか?
小林さんは芸能界を干されるという「底」を経験してもなお同じやり方を貫かず、時代に則した変化を遂げ復活を果たしました。
“歌を歌う“という大原則を忠実に守りながら、その活躍の場を変化させながら、晴れの舞台に舞い戻ってきました。
ここに自身のCicicaのこれからのあり方を見た気がしました。
“お客様を綺麗にする“という大原則を守りながら、そのやり方、表現方法は常にアンテナを張って変えていけたらいいなと。
ダーウィンの言葉にもありますが、「生き残る種」になること。つまりはそれが関わってくださる、お客様やスタッフ、家族、そして自分のためになる。
まだまだ「産まれたての小さい種」ですが、そういう風にありたいなと思えた郷土の大先輩の舞台でした。
あれこれ、講釈が長くなってしまいました。
今年も皆様のヘアケアに役立つ情報盛りだくさんで更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします!!
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